水没したハイブリッド車で感電する?

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西日本を襲った「平成30年7月豪雨」の影響で広島県や岡山県を中心に大きな被害が出ています。
警視庁の発表では200人以上の方が亡くなり被災地では今なお安否不明者の捜索が続いています。
16府県で4800人の方が避難生活を余儀なくされており被害の大きさに心が痛みます。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、一日も早く被災者の方の平穏な生活が戻ることを願っています。

自然災害が多い日本ですが最近は台風や豪雨などでの水害、水の事故が特に多いように感じます。
洪水や河川の氾濫などで車が流されたり、ゲリラ豪雨などで大切な車が水につかってしまうというような事故は他人事ではなくなってきました。
近年は新車登録される乗用車の3台に1台がガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリット車とも言われています。
ハイブリット車やEV車(電気自動車)などは非常に高い電圧の電池を搭載しています。
「ハイブリッド車は水没したら漏電するのでは?」
「冠水したハイブリッド車には近づいてはいけないのでは?」
ハイブリッド車やEV車が水没したときの感電事故を不安に思っていらっしゃる方も多いと思います。
実際のところはどうなのでしょうか?一緒にみていきましょう。

【水没したハイブリッド車やEV車で感電する?】
自動車メーカーはハイブリッド車やEV車で事故や水没等の場合には高電圧回路が自動的に遮断され車の走行ができなくなるよう対策しています。
大量の高電圧電池を搭載する危険性を認識している事と、道路運送車両法で感電を防ぐことが義務付けられているため、漏電しない仕組みになっています。
ですので水没したハイブリット車に近づいても感電する可能性は基本的にほとんどありません。
ですが、水没後にエンジンをかけると火災が起こったり、車の原型をとどめていないような状態の場合は感電の可能性が高まりますので、その場合は車に近づかず無理に移動したりせずに専門家に任せましょう。

【車が水没した時の自動車保険】
一般的に「車両保険」に加入していれば補償の対象内となりますので、ご自身の保険が対象内かどうか保険会社へ確認しましょう。