車内の空調。花粉対策には“内気循環”が効果的?

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花粉の飛散に加えて黄砂PM2.5の飛散も多くなり注意が必要な季節でもあります。
室内での花粉対策と同じように快適なドライブのためには車内でも

「車内に持ち込まない」
「こまめに掃除をする」


などの対策をとって影響最小限にする事がとても大切です。
春の花粉・黄砂・PM2.5から車内を守る対策とは?


また花粉をブロックするために車内のエアコンを外からの空気を取り入れない「内気循環」常に設定して運転している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
車内のエアコンには外の空気を取り込む「外気導入」と車内の空気を取り込む「内気循環」の切り替えスイッチがあり空調を調節することができます。
今回は花粉や黄砂などの対策には車内のエアコンを「外気導入」と「内気循環」のどちらに設定するのが効果的なのか確認していきましょう。


【カーエアコンの空気の流れ】

一般的なカーエアコン車内の空気を循環させる「内気循環」車外の空気を取り入れる「外気導入」切り替えて車内へ冷たい空気・暖かい空気を放出しています。


【常に「内気循環」だとデメリットが?】

JAF(日本自動車連盟)が2019年に排ガスや花粉を嫌い車の空調を内気循環にしたときの車内環境の変化を検証しています。
同じ車種を内規循環、外気導入の2台に分け1時間走行し、走行中の二酸化炭素(CO₂)、酸素濃度(O₂)など車内の空気の質と花粉の量を測定した結果、大きく数値に差が出たのが二酸化炭素(CO₂)で、内気循環の車は外気導入に比べて濃度が大きく上がり、花粉の量については外気導入でもわずかな量しか検出されませんでした。
引用:JAF「ドライブ中で、空調は「内気循環」「外気導入」どちらがいいの?」についてご案内します。

この結果、内気循環と外気導入では花粉の量に大差はないことがわかりました。
また、内気循環のまま走行していると二酸化炭素(CO₂)の上昇で眠気や頭痛、疲労感の原因にも繋がりますので、基本的に運転中は外気導入に設定し内気循環でも1時間1回換気を行いましょう。


【花粉除去効果のあるフィルターを活用する】

外気導入、内気循環どちらも「エアコンフィルター」が花粉などを集塵してから車内に空気を放出しています。
エアコンフィルターには花粉・アレルギー物質・PM2.5などの侵入を防ぐ効果のものもありますので高性能なフィルターに交換することで花粉の侵入防止が期待できます。