黄砂が車に与える影響

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春先、車についた黄色い汚れ。
一つ目は前回お伝えした「スギ花粉」による付着が原因です。
※自動車と花粉対策
ですが春先の黄色い汚れにはもう一つ原因があります。
その原因が「黄砂」です。

【黄砂とは?】

黄砂とは中国大陸内陸部にある乾燥地域(タクラマカン砂漠やゴビ砂漠など)の砂が風によって巻き上げられ偏西風に乗って日本に運ばれてきたものです。
黄砂は有害な化学物質を含んで日本まで運ばれてきますが、石英や長石などのガラス質や鉱物などの硬い物質が主成分となるので、付着すると車のボディが傷ついてしまう可能性があります。
黄砂は春先3月から5月頃に多くみられ、一般的にピーク期は4月頃と言われています。

【花粉と黄砂の汚れ方の違い】

花粉は水に濡れると含まれているペクチンの影響で粘り気が出ますが、黄砂は砂の微粒子のためザラザラとした手触りが特徴的です。
また水に濡れると粘土のような状態になり汚れが固まりこびりついてしまうので、黄砂が車に付着したらすぐに洗い流し、放置しないことが大切です。

【黄砂を落とす洗車方法】

黄砂の成分は硬い微粒子なので擦ってはいけません。
いきなりタオルなどで拭き取ろうとするとボディを傷つけてしまいます。
また黄砂は花粉と比べ粒子が約7分の1と小さいため隙間に入りやすくワイパーや窓などのゴム部分に溜まってしまう事があります。
隙間に入ったまま固まってしまうと取り除くことが難しくなってしまいますので、黄砂が付着したらすぐにたっぷりの水をかけ高圧洗浄などを利用して水洗いをしましょう。
洗車機を使用する場合は車のボディを傷つける可能性がありますので必ず事前に水で黄砂を洗い流してからにしましょう。

【黄砂の事前対策】

◆こまめな洗車◆
黄砂対策にはとにかくこまめに水で洗い流し早めの対応が重要です。
◆ハンディモップなどを利用する◆
黄砂が付着したらすぐにモップで黄砂を払い落とすことで車のボディへの定着を防げます。
◆車のボディをコーティング◆
黄砂のシーズン前にワックスやガラス系のコーティングを施工することで、黄砂が付着しにくくなり水洗いで簡単に洗い流すことができます。

黄砂の対策には何よりもこまめに水洗いすることが重要です。
時間をあけずに早めの対応を心がけましょう。